この窓の向こう側

小説•エッセイ集

山へ

背中の重さはその時間と反比例し。

詰めれば詰めるだけ、未来は明るく。

この瞬間が一番楽しいのかもしれない。

衣食住を背に、行ったことのない道を進む。

日頃のしがらみは雲の下、携帯電話もスマートフォンも捨てて、

万点の星空の下。

 

明日から尾瀬に。

天然のプラネタリウムの下で、夢を観たい。